浮気の復讐を考えている人の間違った行動とは?許せない人がとるべき行動も解説
パートナーに浮気をされたら、誰でも感情的にならずにはいられないものです。しかし、感情に任せて行動に出てしまうと、逆に自分に被害が及んだり損害が発生したりする恐れがあります。もし浮気をされてしまったら、どのような行動に出るべきなのでしょうか。ここでは、浮気をされて復讐を考えている人がやってはいけない行動と、自分にとって物事を有利に、かつ合法的に進める方法をまとめます。
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こんな行動は逆効果?浮気されたときにやってはいけない行動とは
知人に相談する
パートナーの浮気が発覚すると、その事実を自分一人で受け止めることができず、友人など誰かに相談する人は少なくないでしょう。しかし、知り合いだからといって誰にでも相談してよいというわけではありません。相談する相手は慎重に選ぶ必要があります。家族ぐるみで集まることの多い知人や、パートナーと共通の友人などには、安易に相談しない方がよいでしょう。相談相手が、他の誰かに少しでも相談の内容をほのめかせば、浮気や不倫の話は噂話としてたちまち広がりかねません。
浮気がすぐに離婚に直結する夫婦もあれば、程度や頻度によっては許すという選択をとる夫婦もいます。いずれにしても、どのような道を選択するのかは、浮気をされた人自身です。決して、友人や知人ではありません。親身になって相談にのってくれるかもしれませんが、最終的な結論は自分自身で出さなければならないのです。安易に友人に相談すると、その決断を他人に委ねることとなってしまいます。他人の決断は後悔の種となりかねないため、まずは冷静になって自分の中で整理をするか、パートナーと話し合いの場を設けることを考えた方がよいでしょう。すぐに誰かに相談するのではなく、感情を整えてから次の行動に出た方が、失敗や後悔をせずに済むケースが多いはずです。
実家に帰ってしまう
浮気をしたパートナーと一つ屋根の下で過ごすことは耐えられないと、実家に帰ってしまうケースもしばしば見られます。その気持ちは非常によくわかりますが、これも安易に行ってはいけない行動の一つです。娘や息子が急に実家に帰ってくれば、親は何事かと心配するはず。浮気をされたことを告げれば、当然ながら、親は自分の子供の味方をします。冷静な親であれば丁寧なアドバイスをしてくれるかもしれませんが、そうでない場合、さらに大きな問題へと発展するリスクも高まってしまうでしょう。浮気をした人を叱責する、あるいは浮気をした張本人の親へと文句を言うなど、少し過激な行動に出ないとも限りません。
親との関係性や親の性格によっては、「あなたにも原因がある」と指摘され、親子関係に亀裂が入ってしまうケースも考えられます。少し冷静になって夫婦で話し合いを行えば終息したかもしれない問題を、実家に帰り親に相談することで修復できない状態にまで悪化させてしまう可能性もあるのです。浮気をされた時点ですぐに離婚することを考えていないのであれば、なおさら実家に帰ることは避けるべきです。周囲を巻き込めば巻き込むほど問題が大きくなり、結果、離婚するしかなくなってしまうかもしれません。浮気を許せないということは、相手への愛情も少なからず残っているはず。感情的になって実家へと帰る前に、自分の部屋で、それが難しければホテルなどに泊まり、気持ちを整理してから次の行動へと出るようにしましょう。
浮気相手に直接会う
浮気をされたときに、最もやってはいけないことの一つが、パートナーの浮気相手に直接会ってしまうことです。浮気をした人だけではなく、自分のパートナーに手を出した人にも激昂するというのは、当然の感情でしょう。しかし、浮気相手に直接会ってしまうと、さらに怒りの感情が湧き上がり、いわゆる修羅場になりかねません。怒りの感情は瞬時に抑えることが難しく、その結果、浮気をされた側が大きな被害や損害を犯すリスクを高めてしまいます。
例えば、感情的になり浮気相手に手を出してしまった場合、当然ですが暴力を振るった側が責任を負わなければなりません。相手の被害状況によっては逮捕・起訴されてしまいます。法律家などの専門家を通さずに浮気相手に金銭の要求をすれば、それも恐喝となる可能性が高く、浮気相手に訴えられれば裁判で負けてしまうでしょう。相手に直接暴力を振るわなかったとしても、例えば、相手の家のドアを強く叩いたり、話し合いの場でテーブルを叩いたりなどすれば、これも犯罪行為として通報され、逮捕されてしまいかねません。慰謝料や損害賠償を請求されるケースもあるでしょう。浮気相手に直接会いに行くことで、浮気をされた側が犯罪者となってしまうリスクを考えれば、やはり一旦冷静になり、多くの人を巻き込まないような対処をする必要があります。
逆恨みして自分が浮気をする
パートナーの浮気が許せず、自分も浮気をして気を晴らす、あるいはパートナーへ恨みを晴らすという人もいるかもしれません。もちろん、これも賢い選択とはいえないため、絶対にやめておきましょう。パートナーの浮気が許せないから、自分も浮気をするというのは本末転倒。一方が浮気をしていれば、もう一方の浮気も許されるというのは、完全に感情を優先させた屁理屈であり、下手をすれば、自分の方が大きな損をすることにもなりかねないので注意が必要です。
例えば、パートナーの浮気の証拠が薄弱である一方で、逆恨みのためにやってしまった自分の浮気の証拠をパートナーがしっかりと掴んでいた場合はどうでしょうか。もし裁判へと発展すれば、強い証拠を持つパートナー側が圧倒的に有利となります。離婚が成立した場合、最初に浮気をされた自分が浮気をしたパートナーへと慰謝料を支払わなければならないケースも出てくるのです。逆恨みをした結果、自分だけが大きな損をすることにもなりかねません。もし自分も浮気をして復讐を果たしたいのであれば、絶対にバレない工夫が必要です。おすすめはしませんが、自分には絶対に被害が及ばないよう、十分な予防線を張った上で行為に及ぶことが求められるでしょう。
浮気の復讐を合法的にできる!試してみたい3つの方法
お小遣いを減額する
もし浮気をした側が、毎月お小遣いを受け取っている立場なら、そのお小遣いを減額してみましょう。この方法のメリットは、浮気をしたことに対する制裁を加えるとともに、新たに浮気をすることを防ぎやすい点にもあります。お小遣いを減らされることは、きっと大きなダメージとなるはず。好きなものが買えず、息抜きのお酒やタバコ、スイーツ、その他趣味なども制限されるとなれば、精神的にもきついと感じるでしょう。しかし、それは浮気をしてしまったことの代償として当然のこと。浮気をされた側としては、それ以上の精神的ダメージを受けているケースが多いので、お小遣いの減額はちょうどよい制裁となるのではないでしょうか。
そもそも、浮気という行為には、お金がかかるものです。浮気の前には食事をしたり、浮気相手にプレゼントを渡すこともあるでしょう。浮気の行為そのものはホテルで行われるケースも少なくありません。お小遣いを減額すれば浮気に使えるお金が減ると考えられるので、今後の浮気の予防効果も期待できます。もし夫婦で別々の口座でお金を管理しているのであれば、パートナーの浮気を機に管理を一元化することも検討してみましょう。お金の引き出しなどの履歴がすぐに確認できるので、もし不自然な履歴が残っていれば、すぐに浮気を疑うことができ、相手に対して問いただすことも可能となります。
パートナーから謝るまで感情を出さない
精神的なダメージを与えるために、浮気をしたパートナーが謝るまで、こちら側の感情を一切出さないという方法も試してみる価値があるでしょう。今後、結婚生活を継続していくのか、それとも離婚するのか、こちらがどう考えているのかわからない状態を、あえて相手に突きつけることで、パートナーの反省具合などを見極めることもできます。こちらが感情を出さなければ、浮気をしたパートナー側が、何かしらのアクションを起こすしか解決の道はありません。もし素直に謝ってくれば許すこともできますし、相手に謝る気がなく反省の色も見えないのであれば、こちらからさらに強硬な手段に打って出ることもできるでしょう。
相手がアクションを起こしてくる間、自分自身も冷静に次の一手を考えることができます。浮気の回数や程度、浮気相手によっては離婚も視野に入ってくるかもしれません。最終的に離婚するにしても、感情的に離婚届を突きつけるよりも、自分に有利な形で離婚へと物事を進めることができるはずです。正しい判断をするためにも、一旦冷静になり、感情を抑え、相手の出方をうかがってみてはどうでしょうか。
自分の欲しいものを購入する
自分がある程度の得をしながら、浮気をしたパートナーの反省も促したいのであれば、自分が欲しいものをパートナーに購入してもらうという方法もあります。まったくお金をかけずに浮気をすることは難しいので、パートナーが浮気をするために費やした金額を、自分のために使わせるという方法は、合法的な復讐をするという意味では効果的でしょう。反省の意味も込めて、浮気のために使った金額以上のものを購入してもらうのもありです。高額なものでも、浮気をしたことへの贖罪としてであれば相手は断ることはできないはず。心から反省しているのであれば受け入れるはずですし、これまで以上に働いてでもしっかりと償おうとするでしょう。
どうしても許せない場合はプロに依頼して準備を整えよう
浮気を問い詰める前に証拠を集めよう
浮気をされたことを絶対に許せず、紹介したような合法的な復讐では気が収まらないのであれば、離婚も検討した方がよいかもしれません。浮気をされた事実は、離婚の原因としてしっかりと認められます。しかし、このケースで最も重要なことは、“浮気をされた事実”を証明できるか否かです。もしまだパートナーの浮気を疑っている段階、もしくはほぼ確実だが証拠が押さえられていない状態であれば、その証拠を固めていく必要があります。疑惑の段階で相手に詰め寄っても相手が浮気を認めず、その後、証拠をすべて消してしまえば離婚が成立しないケースもあるので注意が必要です。もし浮気を疑っていることがパートナーに勘付かれていないのであれば、浮気を問い詰めるのではなく、そのまま泳がせた状態で浮気の証拠を集めていきましょう。
浮気の証拠集めを一人でしてはいけない理由
浮気の証拠を自分一人で集めるのはとても危険です。パートナーがお風呂に入っているときや寝ているときを狙って、お財布やバッグの中身を調べることも可能ですが、浮気をしている人は注意深くなっているので、自分の持ち物を調べられたことがすぐにわかるような対策を練っているかもしれません。素人がパートナーの尾行をするのもとても危険。自分ではうまくやっているつもりでも、第三者から見れば怪しい動きをしているかもしれないため、警察に通報されるケースも考えられます。言質を取ろうと誘導尋問のような形でパートナーに詰め寄っても、上手にかわされるだけではなく、やはり警戒してそれ以上ボロを出してはくれないでしょう。浮気の証拠を素人が固めていくことは難しく、逆にパートナーの証拠隠滅を促すだけの結果になることもあるのです。
浮気の証拠を残したいなら探偵事務所を利用しよう
浮気をしているパートナーにバレることなく、しかし離婚へ向けて確実に証拠を固めていきたいのであれば、探偵事務所に浮気調査の依頼をすることをおすすめします。探偵事務所は浮気調査のプロでもあります。写真や映像などの形で浮気相手と一緒にいるところを押さえてもらうことができるでしょう。ホテルや相手の家へ2人で入る決定的瞬間を何度も捉えられれば、離婚裁判なども有利に進めることができ、慰謝料なども確実に受け取ることが可能です。自分一人で証拠を集めようとするよりもはるかにバレるリスクが低く、裁判の証拠としても有効な瞬間を多数収めることができるでしょう。ただ離婚するのではなく、最大限相手に償わせた状態で離婚することができるはずです。
今回は、浮気をされた時につい感情的になり復讐を考えている方に一旦、冷静になっていただきこれから自分が進むべき道(結婚生活の継続もしくは離婚)を決断した時にどのようなことをすべきかをお伝えしてきました。裏切られた気持ちは、変えることはできませんが適切な行いをすることで未来は変えられます。もし離婚を決意した場合は、まず証拠を集めましょう。裁判で採用できる証拠は探偵事務所で調査と報告書の作成が可能です。あるく探偵調査室ではご依頼者さまのご要望に沿える形で対応を致しますので事前に無料で面談を行います。費用面でもご依頼者様を裏切ることなく明確に提示をしますので安心してご相談ください。