費用の内訳は?
■調査費用の内訳
調査費用は大きく4つに分けられ、人件費、機材費、事務費、成功報酬となります。
探偵事務所によっては、もっと細かく分けられているところもあります。
成功報酬がないところもあります。
機材費とは減価償却費や損料、事務費は、写真現像代や報告書作成費、交通費等で、人件費に比べれば低額ですが、調査先が海外である、配偶者の出張が多い等の場合には増えてしまいます。
(1)人件費
調査を行う探偵やスタッフの人件費で、
《時間あたりの単価×時間》=加算制
で算出されます。
実際には、短時間の調査では加算制をとり、調査期間が長くなるときは割り引きを含めて一定金額とする定額制としている探偵事務所が多いです。
(2)機材費
主に調査車両利用料(自家用車、タクシー、レンタカー等)で、他には一眼レフカメラ、暗視カメラ、ビデオカメラ、GPS発信器とGPSロガー等の使用料・損料です。
難易度の高い調査では必要となる機材も増え、正確で高度な調査には必要なものです。
(3)事務費
主に報告書作成費用で、内訳としては写真印刷代、コピー費、PC関連消耗品費、通信費等です。
他には、公共交通機関交通費、宿泊費、各施設入館料等が含まれます(これらは「その他費用」とされる場合もあります)。
(4)成功報酬
調査が成功したときに支払う報酬です。
探偵事務所によっては、浮気調査に成功した場合のみ、成功報酬をもらうところが多いです。反対に、成功報酬一切なしという探偵事務所もあります。
ただし、何をもって成功とするかは、依頼者と探偵事務所で見解が違うとトラブルになりかねず、あらかじめ注意が必要です。
さらには、調査成功とみなし合意しても、調査相手が裁判で否認したときは成功報酬をもらわない、という探偵事務所もあります。
(5)その他
探偵事務所によっては、調査が長引いたときの延長料金、早朝や深夜の割り増し料金を請求するところがあります。